phpのセッションをmemcachedに変える

Linux

phpでのセッション管理、初期状態ではファイルに出力となっています。
DBで管理することもできますが、memcachedを利用した方が高速です。

 

利用するには、memcachedがインストールされている必要があります。
インストールについては、こちらの記事から読み進めてください。

memcachedをインストールする

 

インストール、設定が完了した状態から話を進めていきます。

 

phpからmemcachedへの接続を行うために、下記のインストールを行います。
[shell]
yum install php-pecl-memcache –enablerepo=CentALT
[/shell]

 

インストールが完了したら、設定を変更します。
[shell]
vi /etc/php.ini
[/shell]

 

下記の2箇所をコメントアウトします。
※各行の先頭に”;”を付けるだけです。
[shell]
;session.save_handler = “”
;session.save_path = “/tmp/session”
[/shell]

 

次にphpからmemcachedへ接続するための設定を変更します。
[shell]
vi /etc/php.d/memcache.ini
[/shell]

 

変更をする場所は下記の2箇所になります。
[shell]
session.save_handler=memcache
session.save_path = “tcp://localhost:11211”
[/shell]

 

session.save_pathには、memcachedが稼働しているホスト名またはIPアドレスを記載します。
また、複数のサーバでmemcachedが稼働している場合には、下記のように設定することが可能です。
[shell]
session.save_path = “tcp://host1:11211, tcp://host2:11211”
[/shell]

 

ここまで設定が完了したら、httpdを再起動します。
[shell]
/etc/init.d/httpd restart
[/shell]

 

再起動後にエラーがなければ、phpのセッション保存先がmemcachedになります。

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