顧客のSPFレコードを調べる際にWindows端末と、別の回線で繋がっているLinuxの2カ所から確認を行う作業が発生しました。
Windowsだとコマンドプロンプトを開いてnslookupで確認する感じになりますが、Linuxの場合にはdigを利用した方がイイ感じです。
※ちなみに別の回線のLinuxは会社のサーバです。
会社のサーバにdigが入っていなかったため、まずは使えるようにします。
ソースからは面倒なため、yumでさくっとインストールを行います。
実際に実行するコマンドは下記の内容となります。
[shell]
yum install bind-utils
[/shell]
インストール後に下記のコマンドを実行し、digが利用可能かを確認します。
[shell]
dig -v
[/shell]
実行すると下記の内容が画面に表示されると思います。
[shell]
DiG 9.8.2rc1-RedHat-9.8.2-0.17.rc1.el6_4.4
[/shell]
コマンドが実行できる事が確認できたので、実際にDNSの情報を取得してみます。
Aレコードを確認する
[shell]
dig @ns1.example.com example.com
[/shell]
NSレコードを確認する
[shell]
dig @ns1.example.com example.com ns
[/shell]
MXレコードを確認する
[shell]
dig @ns1.example.com example.com mx
[/shell]
zoneの一覧を取得する
[shell]
dig @ns1.example.com example.com axfr
[/shell]
Windowsのnslookupがあるからいいや。と思っていた時期もありましたが使える様になることで、いちいちコマンドプロンプトを開かなくても出来るため、覚えておくと役に立つことこの上ない感じでした!
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