設定ファイルでも利用されるようになった、json形式のファイルをPythonで読みこむ方法をまとめておきます。
前提条件
ファイルは以下の内容とします。
- json_load.py
- example.json
json_load.py
import json
fileObj = open('example.json', 'r')
jsonObj = json.load(fileObj)
print(jsonObj)
example.json
{
"TEST": 1,
"HOGE": 2,
"HOGEHOGE": 3
}
実行結果
{'TEST': 1, 'HOGE': 2, 'HOGEHOGE': 3}
example.jsonの内容が、Dictionary(セット配列)として jsonObj に格納され print にて内容が表示されています。
やっていることも単純ですが、各行について簡易な説明をしておきます。
各処理について
最初に今回利用するモジュール(json)を読み込みます。
import json
次に、ファイルの書き込み、読み込みを行う際に open を利用します。
今回の場合には、ファイルの内容を読み込みだけのため、ファイルをオープンする際のモードを r (読み込み用)としています。
最後に、読み込んだ内容を、fileObj として格納しています。
fileObj = open('example.json', 'r')
次に、読み込んだファイルの内容を、json.load を利用しDictionary(セット配列)として jsonObj に格納しています。
jsonObj = json.load(fileObj)
jsonObj として格納された内容を文字列として出力するために、print を用いています。
print(jsonObj)
まとめ
たった数行で、ファイルからjson形式の内容を読み取り、Dictionary(セット配列)として返却することができました。
難しいと思いますが、1つずつゆっくり理解すれば簡単にjson形式の読み込み処理が出来るようになります。
サーバの設定ファイルなど、json形式のファイルが増えていますので、活用してみてはいかがでしょうか。